性病に関する不安を解消する診療を提供

新宿すみれクリニックでは、性感染症(STD)の検査・治療を迅速かつプライバシーに配慮して行っています。症状がある場合はもちろん、心配な場合の検査だけでもお気軽にご相談ください。匿名対応も可能です。

性病科診療の特徴

匿名対応可能

保険証なしでも検査を受けられるプライバシーに配慮した診療。

特徴
1

予約不要で迅速対応

性病検査や治療がスムーズに行えます。

特徴
2

専門医による丁寧な診

検査結果をもとに、最適な治療をご提案します。

特徴
3

診療内容

STD検査

性感染症の早期発見を目的とした検査を実施。以下の感染症に対応しています。

  • 淋病
  • クラミジア
  • トリコモナス
  • 梅毒
  • 尖圭コンジローム
STDセルフチェック
女性
  1. 不快感
  2. 分泌物(色・臭い・量)
  3. 掻痔感 (痒み)
  4. 腫れている
  5. 異物感(イボ)
  6. 排尿感
  7. 排尿痛(膀胱炎症状)
男性
  1. 不快感
  2. 分泌物(色・臭い・量)
  3. 掻痔感 (痒み)
  4. 腫れている
  5. 異物感(イボ)
  6. 排尿感
■淋病
検査可能時期感染後 即 検査可
結果3~4日
治療抗生剤 3~14日(症状による)
■クラミジア
検査可能時期感染後 即 検査可
結果3~4日
治療抗生剤 3~14日(症状による)
■トリコモナス
検査可能時期感染後 即 検査可
結果3~4日
治療10日間
■梅毒
検査可能時期感染後21日以降
結果翌日
治療4週間〜12週間前後
■エイズ
検査可能時期感染後21日以降
結果翌日
治療専門医療機関へ紹介

性感染症「STD」について

梅毒編

性行為や体液(キスなど)を介して感染します。

「第1期」
  • 感染後約3週間で症状が出現。
  • 鼠径部のリンパ節が腫れ、無痛のしこりが見られます。
  • 陰茎や陰唇に無痛の潰瘍が形成される場合があります。
  • 治療期間:約8~12週間
  • 検査方法:血液検査
「第2期」
  • 感染後約12週間で症状が進行。
  • バラ疹:手掌や体幹などに淡紅色の湿疹(痒みなし)。
  • 丘疹:顔面、体幹、外陰部、四肢などに小豆大の胴紅色の隆起。
  • 膿胞:ニキビに類似。
  • 脱毛:感染後5ヶ月以降に多発。
  • 治療期間:約8~12週間
  • 検査方法:血液検査
「第3期」
  • 感染後3~10年で進行。その後、「第4期」では内臓や脳に影響を及ぼし、深刻な疾患へと進行する可能性があります。

早期治療が重要であり、第1期なら約4~6週間、第2期なら約8~12週間の抗生剤投与で完治が期待されます。
ただし、第3期や第4期の治療例は稀であり、診断や治療が困難です。

特に第2期では、全身倦怠感を訴える患者が多く、一般内科を受診することがあります。この際、梅毒と診断されず「肝炎」「風邪」「膠原病」などの誤診がされる場合があります。

近年、国際化に伴い梅毒患者が増加しています。再感染例も多く見られます。

当院での治療

「ステルイズ水性懸濁筋注240万単位」による治療を行っています。

  • 初診:3,650円
  • 再診:3,090円

持続性ペニシリン製剤を筋肉内に注射する方法で、効果的な治療が可能です。

尖圭コンジローム編
感染経路

パピローマウイルスによる感染症で、性行為(皮膚・粘膜の接触)により感染します。
外陰部、陰茎、肛門、口唇、膣内壁などに発症する可能性があります。

症状
  • 米粒大の突起物が現れ、徐々に数が増え大きくなります。
  • 潜伏期間:約3~4週間
  • 無症状の場合やウイルス保有のみのケースもあります。
治療方法
  • 5FU、ベセルナクリーム軟膏
  • ポドフィリン塗布
  • 液体窒素
  • 外科的処置(レーザー切除)

※当院では「5-FU」「ベセルナクリーム軟膏」を用いた治療は行っておりません。

処方の流れ
  • ご来院:予約なしで直接お越しいただけます。
  • 問診:内診や採血は不要。簡単な問診のみで処方可能です。
  • お薬のお渡し:その場でピルをお渡しします。
STDの世界的流行とその問題点

STD(性感染症)は世界的に流行しており、深刻な問題となっています。エイズの流行が大きな健康問題であることは広く知られていますが、その背景にはSTDの拡大があるのです。正しい知識と適切な予防策を身につけることが、今や不可欠です。

近年、性行動の多様化や性対象者の複数化が進む中で、STD患者が増加の一途をたどっています。それに伴い、新たな感染症の出現も報告されています。性感染症は、主に性交渉を通じて感染する特性から、事前に完全に防ぐことが難しい疾患の一つです。

誰もが目の前のパートナーを感染者だとは思わないでしょう。しかし、実際に感染してしまうと、数日経過後に以下のような症状に気付く場合があります:

  • できものやかゆみ
  • 痛み
  • 膿や分泌物
  • 身体や性器の異常

これらの症状を前に、混乱や不安を感じる方も少なくありません。感染源が明確な場合でも、パートナーに直接問いただすことは、お互いの関係性を考えると慎重さが求められます。なぜなら、感染した本人も自覚症状がなく、異常に気付いていないケースがあるからです。

たとえば、淋病、クラミジア、トリコモナスなどの性感染症では、特に女性が無症状である場合が多く報告されています。また、痛みやかゆみを気にしない方も存在します。そのため、自覚症状に悩む前に、専門医に相談し、検査を受けることが最善の選択肢です。適切な診断のもとで早期治療を受けることで、症状を効果的に改善できます。

性感染症の検査や治療は、パートナーとの関係をより安全で健全なものにするための大切なプロセスです。自身と大切な人を守るためにも、早めの対応を心がけましょう。